
胃炎は消化器の病気の中で、もっとも多い疾患の一つです。
胃壁の粘膜が、炎症によりただれた状態のことです。この状態が長期間続くと粘膜が萎縮して、胃は老化が進み弱ってきます。
そして腹痛やもたれを起こします。
ピロリ菌の感染が原因となっていることが多く、胃がんが発生しやすい状態にあります。したがってピロリ菌の感染が判明した場合、すみやかな治療が望まれます。
(Asaka M et al: Helicobacter 6:294-29,2001. Sasazuki S et al: Cancer Epidemiol Biomarkers Prev.15,1341-1347,2006. Uemura N et al:N Engl J Med 345,784-789,2001.)