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胃と腸の病気

胃炎

胃炎

胃炎は消化器の病気の中で、もっとも多い疾患の一つです。
胃壁の粘膜が、炎症によりただれた状態のことです。この状態が長期間続くと粘膜が萎縮して、胃は老化が進み弱ってきます。
そして腹痛やもたれを起こします。
ピロリ菌の感染が原因となっていることが多く、胃がんが発生しやすい状態にあります。したがってピロリ菌の感染が判明した場合、すみやかな治療が望まれます。

(Asaka M et al: Helicobacter 6:294-29,2001.   Sasazuki S et al: Cancer Epidemiol Biomarkers Prev.15,1341-1347,2006. Uemura N et al:N Engl J Med 345,784-789,2001.)

  • ピロリ菌除菌治療

 

胃がん

胃がん

胃がん検診により、毎年0.4%~0.5%つまり200に1人の割合で胃がんが発見されています。
1年で0.4%ですが、毎年その割合でリスクは累積されますので、1人の人が生涯に発症する胃がんのリスクは男性でおよそ9人に1人、女性は18人に1人の割合です。(最新がん統計‘17 国立がん研究センターがん登録・統計)
胃がんは早期に発見できれば、内視鏡治療だけで根治可能です。
胃がんの原因であるピロリ菌感染の検査は、胃カメラ検査施行時に合わせて検査可能です。
異常がある場合は速やかに除菌治療されることをおすすめします。

  • 経鼻胃内視鏡(胃カメラ)

 

逆流性食道炎

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃液の逆流により、食道の粘膜が障害され、ただれや潰瘍ができる病気です。
症状として、むねやけ、呑酸(酸っぱい液がこみあげてくる)、げっぷ、胸の痛みがあり、ときには咳の原因となります。
放っておくと、食道がんが発生する恐れがあります。
内視鏡検査により診断をします。
食生活の改善と胃酸の分泌を抑える薬を服用することで、症状の改善が得られます。


 

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)

ストレスや不規則な生活により体のリズムが乱れると、腸の運動リズムも乱れて便秘や下痢の便通異常が起こります。この時、腹痛、腹部膨満やオナラなどの腹部症状を伴うものを過敏性腸症候群と呼びます。
4人に1人は過敏性腸症候群をもっているほど、多くの人が悩んでいる病気です。
便通の状態により下記の図のように3つのタイプに分けられます。
(➀便秘型➁下痢型➂便秘下痢交代型)

いずれのタイプの過敏性腸症候群も、規則正しい生活を心がけ腸の運動リズムを整える必要があります。
さらにそれぞれのタイプに対応する消化管機能調整剤を服用することで、便通は正常化し症状の改善がえられます。

(日本消化器病学会ガイドライン 過敏性腸症候群)

IBSのタイプ

「IBS」はその症状によって、以下のタイプに分類されます。

下痢型 「泥状便・水様便」が多い。下痢症状は男性に多い。
便秘型 「硬い便・コロコロ便」が多い。便秘症状は女性に多い。
便秘下痢交代型 「泥状便・水様便」「硬い便・コロコロ便」の便秘と下痢を繰り返すタイプで、男女ともにみられます。

便形状の分類(ブリストル・便形状スケール)

コロコロ便 コロコロ便硬くコロコロの便
(うさぎのふんのような便)
硬い便 硬い便短く固まった硬い便
やや硬い便 やや硬い便水分が少なく、ひび割れている便
普通便 普通便適度な軟らかさの便
やや軟らかい便 やや軟らかい便水分が多く非常に軟らかい便
泥状便 泥状便形のない、泥のような便
水様便 「まったく水の状態」 水のような便

 

慢性便秘症

逆流性食道炎

慢性便秘症とは排便が順調に行われず、(1)3日以上排便が無い排便回数が少ない場合、もしくは(2)毎日排便があっても硬い便のため排便しにくく、排便時に強いいきみを必要とする場合を言います。
排便は個人差が大きく、したがって毎日排便がなくても3日に1回排便があれば正常範囲内と考えます。

慢性便秘症には、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 高齢者に多く、腸の働きが弱って悪くなる弛緩性便秘症
  • 大腸が過敏に収縮するため、腸の運動リズムが乱れて便秘になる痙攣性便秘症
  • 旅行や忙しさのため、毎日排便を我慢することによって起こる習慣性便秘症

です。
それぞれのタイプに対して治療法や治療薬は異なります。
治療薬は消化管運動調整薬、消化管運動賦活薬、下剤等いろいろな種類があります。そのなかで、便秘のタイプとそれに対応する薬の選択には医師の判断が要求されます。特に下剤に関しては薬の種類が多くあるため、どの薬を選べばよいのかわかりにくい傾向にあります。
しかしこれらの治療薬を適切に選択し、単剤もしくは数種類組み合わせて服用することで便通を良好にすることができます。自己判断で下剤を乱用して便通の調整がうまくいかなくなっている人が多く見受けられます。薬の使い分けや組み合わせの方法は医師のアドバイスにより改善できますのでご相談ください。

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